小児ぜんそくの約8割は3歳までに発症するといわれ、その原因の多くは、アレルギーによるものです。
アレルギー反応で気管支などの気道や粘膜、筋肉が狭くなる病気で、呼吸が苦しくなります。
発作は夜に起こることが多く、横になることもできず、眠れないためお子様もご家族もつらい思いをされています。
しかし、早期から治療を開始することで症状の悪化を防ぐことができます。また、最近では吸入ステロイドなどの薬を使用することで入院するような発作を回避できることも増えており、重症化するケースが激減しています。
薬での治療だけでなく、環境を改善することで症状がよくなることもありますので、例えば室内のホコリ、ダニ、ペットのフケ、カビ、花粉などにお子様が触れないよう、こまめに掃除することなども大切です。